枚方市 小児科 ひぐち小児科

 枚方市
 ひぐち小児科
 小児科

担当医師 挨拶

私は平成11年に奈良県立医科大学を卒業後、同付属病院小児科、八尾市立病院での一般小児科研修を経た後、大阪府立母子保健総合医療センター、奈良県立医科大学小児科で小児がん患者さんの診療にあたってきました。主に白血病の骨髄移植や脳腫瘍、腹部腫瘍、骨腫瘍の診療をおこなってきた経緯があります。大学病院では専門性の高い診療をおこなっていましたが、日々重症患者さんが入院してくるなかで現在日本の小児医療についてまだまだ色々な意味で不足しているものが多いと感じることがしばしばでした。

まずは小児医療を提供する絶対数が少ないこと、次に医療を提供する場においても患者さんが集中することにより患者さん側はもとより、医療を提供する側としても満足な医療ができてないと感じることがしばしばです。幸い妻も小児科医であり、当院は2診体制とすることでひとりひとりの患者さんにより詳細な診療を行うことが可能と考えております。

私ごとですが、小学校1年生までは八幡市男山に居住しており、ここ枚方には祖母が住んでいたこともありよく遊びにきておりました。30年の時を経て再びこの地に戻ってきたことは感慨深いものがあります。

このたび枚方の地で小児科医療を提供させていただくにあたり、これまで習得した技術、知識をひろく一般小児科に生かしたいと考えております。枚方の小児一次診療レベルの底上げに少しでも役に立てればと考えております。また、当院で診療が完遂できないと判断した患者さんは星ヶ丘厚生年金病院、枚方市民病院等と連携し対応させていただきます。まずはどのような症状でも気軽にお尋ねになってください。


予防接種

医学は日進月歩ですが、今もなお細菌性髄膜炎などいったん発症すると現在の医学をもってしても治療に難渋したり、後遺症を残す病気があります。 近年、小児科領域ではヒブ、肺炎球菌をはじめ、不活化ポリオワクチン、ロタウイルスワクチン、パピローマウイルスワクチン(子宮頸がんワクチン)など、あらたな予防接種が次々と開発されており今後ますます予防接種の重要性が増すと考えられます。お子さん達がワクチンで防げる病気(VPD=vaccinepreventabledesiasesといいます)にできるだけ罹患しないように予防接種についても力をいれていきたいと考えております。具体的には月?金の14時から15時半の時間帯をワクチン専用の時間帯として、できるだけたくさんのお子さんに予接種の機会を持っていただきたいと考えています。重症化したお子さんさんを診て、ワクチンさえうっていればという思いをしないよう皆さん是非予防接種をうけてください。



さいごに

どんな健康不安にも相談にのれる「地域のかかりつけ医」を目指しております。どうぞお気軽に来院ください。





ひぐち小児科
院長 樋口 万緑