≪経歴≫
平成 4年 奈良県立奈良高等学校卒業
平成11年 奈良県立医科大学卒業、同年に奈良県立医科大学小児科学教室入局。
奈良県立医科大学NICU(新生児集中治療部)八尾市立病院勤務を経て大阪府立母子保健総合医療センター血液腫瘍科で小児移植治療を学んだ後平成16年7月から22年9月まで奈良県立医科大学附属病院小児科で助教を務めた。
腫瘍グループの主任として主に小児血液腫瘍の化学療法、移植治療を担当。
≪小児科を目指した理由≫
幼少時から近視などで眼科にかかることが多かったこともあって、実は当初は眼科を目指して医学部に進学しました。
しかし学生生活をおくる中で次第に頭の先から足の先までひろく体を診る小児科に興味を覚え、卒業後は気がつくと小児科に入局していました。
generalistということでは内科でもよかったのですが、元来かわいいもの好きの私は迷わず小児科を選びました。
そのような単純な動機で選んだものですから、実際に医師として働きだしてからは病気のお子さんに直面して
悩むこと考えることも多かったです。治療法のない病気のお子さん。治癒は見込めるが、半年から1年、長くなれば
数年の長期入院が必要なお子さん。本当は自分が一番しんどいはずなのに、それでも母さんに心配かけまいと振る舞う
お子さん。いろいろな子供達に会い、本当にたくさんのことを教わりました。
疾患はある一定の割合で病状は悪化し、時には大学レベルの専門病院での治療が必要な状態になることがあります。
特殊な病気では最初から専門対応が必要になることもあります。
現在私は大学卒業後13年が経過し、専門施設で重症患者さんの治療にあたってきた者として今度は外来1次診療
レベルの底上げをめざしてここ枚方の地に小児科医院を開業することとしました。
もちろん全ての病気の重症化を食い止めることはできませんし、必要な疾患であれば早急な専門対応が必要です。
そのトリアージも迅速に行える小児科診療をめざして、来ていただいた皆さんが元気なってよかった、安心できてよかったと
「和める」地域密着型のクリニックをめざして頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。